もう遅い?超高齢社会の日本その解決策とは!

日本

●「日本はもう手遅れだ…」そう諦めかけていませんか? ですが、もう手遅れなのかもしれません。毎日、毎日そんな現実を目の当たりにしていることでしょう。

●超高齢社会という現実が突きつける課題に対し、私たちはどこまで対処できるのでしょうか。本記事では、最新の人口データを紐解きながら、日本の現状を深く掘り下げ、その先に光を見出すための「解決策」を探ります。

日本の「今」を映す人口の現実:75歳以上と15歳未満に注目

●まずは、我が国「日本」の人口推計(2025年(令和7年)1月確定値、2025年(令和7年)6月概算値) (2025年6月20日公表)から現状を見ていきましょう。

日本の総人口と主要年齢層の推移

●最初に、総人口に対してのそれぞれの数字を比べましょう。減少している場合は▲で表示されています。

<総人口> 1億2355万2千人で、前年同月に比べ減少                   ▲59万2千人   (▲0.48%)

・15歳未満人口は       1374万2千人で、前年同月に比べ減少         ▲34万7千人     (▲2.46%) 

・65歳以上人口は       3619万7千人で、前年同月に比べ減少           ▲1万2千人     (▲0.03%)
  うち75歳以上人口は 2091万人で、前年同月に比べ増加               70万4千人    (   3.48%)

●これらは何らかの支援が必須となる人口のおよその数字になる。15歳未満と75歳以上は約3500万人いることになる。人口の増減▲に注目すると当たり前の事だが75歳以上のみプラスとなっている。総人口数で考えるとゾッとする数字です。ですが、おわかりのように人間は数字では表せません。

・更に詳しい情報を確認したい方は総務省統計局のホームページを参照下さい。

リンクは→ https://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.html

大きな可能性を秘めている人口を考える

●前記述では日本の人口統計について簡単に紹介しています。次に、違う角度から深掘りしていきたいと思います。

(´Д`)こんな視点があるよ」と言う方はぜひコメントして下さい。他人の意見ほど楽しいものはなく、考え方の違いは経験の違い!筆者は新しい意見をもらえると喜びます。

辛い現実を表した自殺者数

●生きていると様々なことがあるでしょう。病気や怪我で生活ができなくなった方、借金のため自分の時間が楽しめない心のやんでしまった方、一人ぼっちで相談もできず悩んでいる方、そう、日常生活には様々な種類の悩みがあることでしょう。その結果、一人で暮らしていけなくなり誰かの世話が必要になる事、誰にも頼ることなく最悪の結末を迎えることも、珍しくありません。 

●厚生労働省のホームページから参照した自殺者数があります。

・令和7年5月までの自殺者数 約8000人(暫定値)

・令和6年度 約2万人(確定値) 

・令和5年度 約2万2000人(確定値)毎年、約2万人の方が自身で人生を終わらす結果になっています。リンクhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/jisatsu_new.html

いのちの電話: 毎日24時間、電話で相談を受け付けています。

・電話番号: 0570-783-556 (ナビダイヤル) または 0120-783-556 (フリーダイヤル、IP電話・公衆電話からは不可)

こころの健康相談統一ダイヤル: 厚生労働省が設置している、さまざまな心の健康問題に関する相談窓口です。

・電話番号: 0570-064-556 (ナビダイヤル)

よりそいホットライン: 暮らしの困りごと全般、心の悩み、DV、性暴力など、さまざまな分野の相談を受け付けています。

・電話番号: 0120-279-338 (フリーダイヤル)

(-_-;)でも、真剣に悩んでいる人けっこう電話かけづらくないですか?筆者も思いきって電話かけたことあったがずっと話し中で結局つながらなかった。

●いずれはAIが担当して自分好みの相手がバーチャルになって自分の前に出てくる。そんな未来が現実的に想像できる時代になってきています。

日本の要介護・要支援の現状

●日本国内で要介護・要支援状態の方は約721万人(令和7年3月時点)います。介護保険のサービス種別は大きく分けて3種類に分かれています。まず1つ目は居宅サービス、次に地域密着型サービス、そして施設サービスと分かれています。細かい説明は後の記事にて説明します。イメージだけつかんで下さい。

・居宅サービス……自身の自宅でのサービスを受けるシステムです。約432万人(令和7年3月現在)

・地域密着型サービス……市町村単位で自宅でのサービスと施設サービスを受けるシステムです。約92万

・施設サービス……主に施設で生活する方のイメージです。約96万人

●厚生労働省のホームページから参照しています。

リンクは→https://www.mhlw.go.jp/topics/0103/tp0329-1.html

数字が表す居宅サービスの危険な罠

●さらに、もう一度注目してほしい箇所があります。居宅サービスの利用者数が圧倒的に多い事がわかります。皆さんは、この数字を見て何を思いましたか?

●居宅サービスの提供時は※基本、サービス提供者:利用者=1:1です。そして利用者1人に関わる専門職の種類は多岐にわたります。ドクター、看護師、薬剤師等の看護職、理学療法士、作業療法士等のリハビリ職、ケアマネジャー、専門職ではないが家族の存在が一番重要です。要介護高齢者1人に対してこれだけの専門職が支える構造になっています。これを聞いて何を思いましたか?この制度自体は素晴らしくいいものです。1人の人間についてこれだけ多くの人が集まり、利用者の自分らしい生活を支える為に努力しています。現場を経験している人間はこれを聞いて苦笑いしている事でしょう。

生活保護受給者数の実態

●要保護者数を見ていきましょう。こちらは生活保護者数のことです。

被保護実人員数約200万人(停止中含む)となり、対前年同月と比べると、▲18,592人(0.9%減)

保護の申請件数は22,484件となり、対前年同月と比べると、867件(4.0%増)
保護開始世帯数は20,395世帯となり、対前年同月と比べると、1,062世帯(5.5%増

リンクは→https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hihogosya/m2025/03.html

希望の光!増加する在留外国人の存在

●ではここまでの数字を見ていると暗い事ばかりになりますが、もちろんいいこともあるのでそちらをみていきましょう。注目していきたいのは外国人の数です。最近は街中を歩いていると右を見ても左を見ても外国人を見かけるようになりました。SNSでも日本に住んでいる外国人が日本のことを紹介したり、外国人が経営している会社等も増えてきて活気が出てきています。数字と人種で見ていきましょう。

データを見る在留外国人の現状

●令和6年末の在留外国人数は、376万8,977人(前年末比35万7,985人、10.5%増)で、過去最高を更新 いい響きですね~。

☆中長期在留者数(注1)は、349万4,954人、特別永住者数は、27万4,023人

人種を見てみましょう。 

・1位 中国   約87万人 

・2位 ベトナム 約63万人 

・3位 韓国   約40万人  

●こちらの統計は出入国在留管理庁のホームページを参照しています。

リンクは→https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00052.html

日本における外国人の出生率

●まずは、日本の2023年の出生率のデータを見ていきましょう。こちらは確定数になります。

☆出生率 ・総数 約73万人 ・父母ともに日本人 約71万人 ・どちらかが外国人 約1.5万人 残念ですが過去最低を更新中です。

(;_;)情けない事ですが、筆者も独身のため、なにも言えません。

●次は、最新のデータを公開します。日本の2025年3月までの数字になります。

☆出生率 ・実数 約5.3万人 

(-_-;)これは非常に期待のもてない数字です。先が見えてきました。

なぜ、最新の出生率の確定データは2023年のものしかないのか?出生数などの人口動態統計は、全国の市区町村で届け出られた出生届を基に集計されます。その集計には時間がかかるため、以下のような段階を踏んで公表されます。

リアルタイム性の限界:全国の膨大な数の届け出を正確に集計するには時間がかかります。

データの精緻化(精緻化): 速報値は概算であるため、その後、届け出の修正や追加などによって数値が調整され、より正確な確定数として発表されます。

詳細な分析:特に「父母の国籍別」といった詳細な内訳のデータは、集計と分析にさらに時間を要するため、確定数での公表となることが多いです。

したがって、2023年の「外国人出生率」のような詳細なデータは確定数として公表されるため、最新の確定データは現時点では2023年のものとなるのが一般的です。

●これらのデータは厚生労働省のホームページを参照しています。

リンクhttps://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html

ここがポイント!「日本人」と「外国人」の共生が未来を気付く

すれ違いだらけのお互いの気持ち!大事なのは自分の目で確かめる!

●これまでは見てきた結果で不安に感じる方、そうでない方、様々な考えをもっている事でしょう。筆者の意見はもちろんまだ希望はある。期待をしていきたいポイントは外国人の数字。重要なポイントですね~過去最高更新し続けて下さい。日常生活で様々な外国の方に関わる機会があります。関わる機会のない方はニュース等をみて怖い印象を持っていることでしょう。それは当たり前の事です。テレビ等のニュースは視聴者の興味をひくために、そのテレビを見ている間、ニュースを聞いている間、人の感情を利用し最後まで見てもらう事、聞いてもらう事、心に残るためのニュースを届けることが仕事だから大げさな表現を利用している。ビジネスだからです。日本人にも悪い人は一定数いる。外国人にも悪い人は一定数いるんです。私の知っている外国人の方はめちゃくちゃ優しい人ばかりです。むしろ住み慣れた日本人の方がトゲトゲしているイメージを持っています。みなさんは建築現場の労働や畑仕事はしたことあるでしょうか?したことある方はどれだけ重労働かわかるでしょう。灼熱時代の今、炎天下で外国人労働者がものすごく重いものを持っています。工場のライン作業、介護施設の夜勤、慣れない国で鳴きながら仕事しています。日本人が嫌いな所、苦手な分野で働いてくれています。日本人が勤めないブラック企業で立派に勤めています。

「なぜ?」こんなに外国人が増えてきたのでしょう!

●一番は皆さんの生活を苦しめている円安です。皆さんとは少し誤解がありますが、これによって恩恵を受けている企業もたくさん存在しています。円安が日本の注目度を上げていることに変わりはないのです。更に今はSNSの時代です。広まるスピードは光の速度と言えるでしょう。次の夜明けまでには遠くの世界の人が日本の出来事を知っている。それが今の歴史です

日本の武器はアピール力だ!

●日本の文化、治安、交通の便利性、食品の安全基準などです。簡単です、日本のいいところを守り外国人が住みやすい環境作りをして行きましょう。更に外国人をフォローする姿勢が大事です。外国人が散らかすならゴミを拾い日本の文化を教えよう。そして日本の漫画ドラゴンボールやワンピース、そして日本の丈夫な製品。ものすごいアピール力だと思いませんか?

新高齢者時代の幕開けだ!日本の未来は高齢者が救う

●例えば、高齢者人口ものすごく多いですよね。多くの高齢者は自分で自分を責めている事があるでしょう。「役立たず」「若者の足を引っ張っている」「迷惑をかけている」等、思っている方が多いのが実情です。福祉の現場でも多くの高齢者が同じような事を言っていました。ですが、これだけは断言できます。知識、根性,経験は絶対高齢者の方が優れています。高齢者はKing of THE タフです。街中を車椅子や杖でふらつきながら歩いている光景をよく見るでしょう。根性ありすぎます。そして時間もありすぎます。筆者は先月までジムに通いをしていて多くの高齢者と楽しい時間を過ごしました。めちゃくちゃな体力ですよ。一度行ってみて一緒にトレーニングして下さい。若者よりすごい強者いっぱいいますから。ここまでお話すると見えてきたのではないでしょうか?筆者はなにを伝えたいのか?今からの日本を支えるのは高齢者です。若者は人手不足で自分の時間が持てません。自分の時間がある高齢者が最強の時代がやってきたのです。高齢者の可能性は無限大、その根性、知識、経験で日本を救って下さい。

新高齢者時代の幕開けです。これが新2025年問題です。